脳のLモードとRモード
リファクタリングウェットウェアまとめの続き。
脳のLモードとRモードの概要など。
■脳の構成について
脳はCPUを2機搭載する。
それぞれのCPUを結ぶバスが存在する。
■CPU#1(Lモード LはLinearのL)
リニア(直線的)でフォン・ノイマン型なやつ。
速度が遅く、脳の狭い範囲を担当する。
常にアイドル状態となっており、脳内の小さな声に反応して割り込みが発生し、処理を開始する。
細部に気を配り、仕上げる能力をもつ。コントロール可能。
■CPU#2(Rモード RはRichのR)
線形に1つずつ処理するCPU#1に対し、非同期で動作する脳のgoogleみたいな存在。
非常に強力な検索エンジンだが、言語的処理は一切行わない。
直感、問題解決、創造性をつかさどる。
直接的にコントロール(支配)することができない。動作の予測が不可能。
共有のメモリ空間にアクセス可能なCPUは1つのみなので、CPU#1がメモリにアクセスしている間は
CPU#2はメモリにアクセスできない。
■Lモード処理の特徴
・言語的
・分析的
・象徴的
・抽象的
・時間的
・論理的
・計数的
・直線的
■Rモード処理の特徴
・非言語的
・総合的
・具体的
・類推的
・非合理的
・空間的
・直感的(達人の特徴である直感は脳のRモードが司っている)
・全体論的
そもそも直感のようなきわめて有効な思考プロセス自体は合理的でも理性的でもない。
(ことが多いと思う)
Rモードによって得られる直感は達人になるために絶対に欠かせない。
上記以外にも意識的に脳をハックする方法、
Rモードを意識して引き出す方法(Rモードへの転換)などがある。
RモードからLモードへの流れを作ることを意識する。
(スポーツは特に有効と思われる)